皮ふ病・スキンケア相談

アトピーが再発していましたが、漢方で体質が改善

Before

出産、引越し、同居・・・と、環境の変化やストレスのせいか、アトピーが再発。ステロイドを使わずに治したくて、いろいろな治療法を試しましたが、悪化するばかりでした。

最初は手に水ほうが少しだったのが、両手ひじから下は皮がなく、ジュクジュク。体中、顔にまで出て、夜は眠れず、精神的にもかなりまいっていました。

本屋で目にとまった先生の本を購入し、わらをもすがる思いで相談しました。

住所:愛知県安城市 年齢:36歳 性別:女性

before

After

漢方で体質改善し、今ではステロイドなし、全体的にとても落ち着いています。乾燥がひどい時にかゆくなる程度。一番ひどかった手も、保湿を心がけていれば大丈夫です。

便秘も改善して、念願の二人目も出産できました。また、今回も産後に悪化するのでは?と不安がありましたがそれもなく、赤ちゃんもツルツルで今のところ湿疹はでていません。

~悩んでいる方へひとこと~

もう一生治らないのではないかと不安になります。いつも症状の事ばかり考えてしまいます。でも先生を信じて、少しでも症状とは別の楽しいことをしたり、考えて過ごしてください。その方が早く良くなる気がします。

ウエマツ薬局のお客様の声

after

先生から一言

この方はステロイドを30数年使っていましたが、来店の2年前からやめ、乳酸菌摂取の民間療法を始めましたが、悪化して全身に広がってしまいました。

真っ赤でじくじくしているので、当薬局では体調にあった煎じ薬をお出しし、赤みを取るものとガサガサを改善する漢方の軟膏の2種類を付けていただきました。

6か月飲んだ頃には肌の赤みもへり、落ち着いてきて赤ちゃんが欲しいとおっしゃったのですが、まだ皮膚のがさがさした色素沈着がありました。そこで今度は「養血」や「血」の巡りの改善を中心に体質にあった漢方に変えました。ただしこのような「養血」の考えは、皮膚が真っ赤な時には温めることになり悪化しますので、そのようなときにはおすすめしません。

漢方薬は使う順番を待ちがえると悪化します。「養血」を考えるようになり体調が良くなって基礎体温表もがたがただったのが安定し、肌も潤って、掻き傷も減ってきました。

年齢も考えて今度は「補腎」を心がけました。「腎」とはホルモンバランスや、骨、脳、水分代謝の調節をするところを言います。体調が良くなってきて基礎体温も整い、半年後妊娠しました。

妊娠中もアトピーは悪化せず、産後も肌はつるつるでしたが、4か月ごろ漢方薬を休んでいたら手に水泡が出てきたとのことで、また飲みはじめました。

産後1年たち、肌も落ち着いたので漢方薬を少量にして続けています。妊娠中も漢方薬を飲んでいましたが、赤ちゃんは上の子より生長がとても早く、肌もつるつるでとても喜ばれました。

このようにアトピーの方でも、妊娠中に適切な漢方薬と食事に気を付けていれば悪化の心配はないと思いますし、。赤ちゃんもきれいな肌の赤ちゃんが生まれるのではないでしょうか。ただ最近は、親がアトピーでなくても赤ちゃんがアトピーの肌になることもあります。

その場合でも、漢方があります。飲みやすいので体調に合わせて早めに飲ませれば赤ちゃんは半年くらいで改善すると思いますので、心配しないでください。その場合も、漢方の軟膏と漢方の入浴剤を一緒に使うことがおすすめです。

担当 薬剤師 国際中医専門員 植松光子

TEL:049-245-6637
住所:埼玉県川越市砂新田2-8-7

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